<実際の水の交換>

 水槽より低い位置に水を入れるためのバケツを用意します。そして、そこにホースを入れて、固定します。この固定がないと水をくみ出している最中にホースがバケツからはみ出して大変なことになってしまいます。

 次にホースを水槽に入れて水を吸い出します。水槽とバケツの高さの差を利用して自然に流れます。はじめの流れだけは自分で作る必要があります。簡単に行いたい場合にはペットショップで専用のホースを買いましょう1500円くらいです。

 ちなみに専用のホースで行うと砂利を拾わずにゴミだけを拾うこともできますので、余裕があればお勧めですね。

 水槽の底には沢山のフンや食べ残しがあるので、一緒に回収します。

 

○ハゼ水槽の掃除(2006年11月12日)

ちょっと最近水槽の汚れがひどいのでお掃除しましょう♪

 
      <たまには水槽を掃除してくれ>                        <たしかに汚いですね>

 ということで、水槽の水を交換しましょう。水槽の水の交換は、基本的に半量だけ交換します。全部交換すると、ハゼ達がビックリするし、
ストレスが大きいので、全部取り替えるときは上手くいかないとハゼが死んでしまう場合もあるのです。ですから、半量だけの交換をこまめ
にしましょう。

 しかし、本来、水槽のそばには家電製品を置かない方が良いですよね。地震とかで倒れたときに壊れちゃいますので。うちは思いっきり
PCを置いてます。うちでは水の吸い上げは基本的に“プロホース”という専用のものを使ってます。これ便利ですね。どんどん水とフンを
吸い上げてくれます。

 
      <どんどん吸引!>                                <ああ、汚れてますねえ>

 ということで、バケツ1杯でちょうど半量取り替えました。いろいろ汚れがありましたよ。今度は水を足さないといけません。水は水道水
を使います。本当ならくみ置きを使った方がカルキが抜けて良いのでしょうけどね。ちょっとそこまで時間をかけてはいられません。
ただし、ちょっと温かめで入れましょう。特に冬場は冷たすぎる水を入れると、ハゼ達は途端に弱ってしまいます。で、少し塩を入れると
よりよいですね。ハゼは海水〜汽水域の生き物ですからね。

 
            <水が半分ありません>                          <水を足します>

 水を入れるときには手動で入れる方がちょっとずつ入れられて良いと思います。自分は灯油ポンプを使っています。もちろん、
水くみ専用です。ちょっとずつ入れるにはとても便利です。水を行きよい良くれると、砂利が舞い上がってゴミが浮遊したり、
隠れ家が流されたりするので、良くないですね。

                      
                               <こんな感じです>

水を入れ替えたら、ハゼ達や水槽そのものが安定するまで待ちましょう。ハゼを安定させたい場合に一番良いのは暗くすることですね。
活動が極端に少なくなります。で、安定したら、餌を与えましょう。きっと待ってますよ。

       
             <水が入り終わりました。しかし、水槽の周りは汚いままですな>

       
                    <わーい、水がきれいになったなぁ〜、と思ってるかも>

 ということで、お掃除終わり。これをこまめにするのがハゼを長生きさせるコツだと思います。ただし、汚くなったことが
前提での交換ですね。うまく水槽が動いているときに無理に交換する必要はありません。ハゼ達の動向を見ていれば、
変えるタイミングが分かるはず。最低でも1ヶ月に1度は交換しましょう。