○2006年11月30日(木) 天気 晴れ 真鶴港

 今日はいろいろあって、2週間ぶりの釣りになってしまった。本当は先週行きたかったんだけど、風邪を引いたりなんだかんだで
今日になってしまった。2週間前に入れ食いだったシマダイはいるのかがちょっと、いや、だいぶ心配ですな。なんといってもシマダ
イは水温が下がると深場に移動してしまうのでね。その境目がそろそろ何だよね、神奈川の水産試験場のサイトによるとね。

ということで、心配をしつつ、仕掛けを投入。今回は、前回近所のおっちゃんに教えてもらったポイントへ投げ釣りもしてみる。竿が
3本 になって忙しい釣りになりそうだぞ。

                        
                                <君は、メゴチ君!>  

                  
                     <とりあえずは、夕飯のおかずをキープしました!!>

投げ竿を出して、しばらく放っておくと、ちゃんと竿先についてました、メゴチ君が!これはさい先良いね。メゴチ君は天ぷらでとても
美味しいからね、ちゃんとキープして、この調子でキスとかもじゃんじゃん釣りたいね。と思っていたら、メゴチはある程度上がるが、
全然キスは上がってこない。ここにはキスはいないのかな?まあいいや、メゴチの方が味的には好みだしね。しかし、まあ、相変わ
らずのぬめりっぷりですな、メゴチ君。

 この調子でメゴチ君を釣り続けていると、そのうち、外道も混ざってくる。いや、メゴチそのものが外道というウワサもあるけどね。

  
            <こいつには注意!!>                     <うーん、美味しいってウワサだけどねえ>

 釣れてくるのはササノハベラやハオコゼ。ハオコゼは背中に触らないように針を取ってからう海に帰ってもらう。ササノハベラは一瞬
釣り魚の紹介本にある『水っぽいけど美味しい』という言葉に負けそうになるが、前回とんでもなく美味しくなかったので、今回はパス。
彼女にも海にお帰りいただいた。

 ということで、外道が混じりながらメゴチを釣り続ける。一方で今日の投げサビキには全然、大物が当たらない。小さいのにちょくちょく
つままれてはいるようだけど、期待のシマダイは顔を見せない。うーん、困ったね。シマダイをまた食べたいのになぁ。

      
       <ちょっと良いサイズ♪>                   <君はまだまだだね>

そのうちたまに大きめのメジナが掛かったり、ちびメバルが掛かったりするが、やはり本命がこない。ついに大物狙いの針を変えて
小さい針にすると、今度はトウゴロイワシが掛かり始める。しかし、トウゴロイワシは食べられないんだよね。うーん。すると、頭がな
いというトウゴロイワシがあがってきた。これはもしかして、大物!!イカか!サバか!残念ながらその姿を拝見することはできなか
ったけど前回のヒラメといい、ここは結構な大物が潜んでいるな!(いや、そんな気がするだけか?)

 
      <うーん、君は美味しくないらしいんだよね>            <あれ、頭がかじられてる!!>

ということで、今日はもう、無理かな〜と思っていた4時くらいに、浮きがスコンっと沈んだ。おぉ!って思って合わせたら、メジナより
若干強い引き。これはもしかして、シマダイ?いやきっとそうだろう。前回数匹ばらしているので、今回はちゃんとばらさないように、
慎重に巻き上げると、それやっぱりシマダイでした。うーん、待ってましたよ、シマダイちゃん。サイズは小さいけど、美味しいので
許す!で、俄然元気になってそこからガンガン投げまくるが、全然その後は当たりなし。30分ほどやった後は納竿しました。社会人
なので次の日を意識して釣りをします。釣りを頑張りすぎると、次の日が辛いのよ。

                 
                              <本命のシマダイ君>

朝一から午後2時過ぎくらいまでは底のメゴチ等が良く釣れ、中層の魚は夕マズメがよい感じでしたね。まあ、本命も釣れたしメゴチも
釣れたし、今日はまあ、そこそこ良い釣果で気持ちよく帰宅できるよ。

 
             <夕暮れの真鶴港>                       <日が沈むのが早くなったよ>

 そういえば、今日は奥方が夜お出かけなので、夕食は自分の分だけでした。ということで、帰りの電車の中で夕食のメニューを思案
することにした。メゴチ数匹、ハゼ数匹、20cmのメジナ1匹、シマダイ1匹。応用がきかないものばかり釣ったような気がするのは気
のせいかな? で、帰りに油と天ぷら粉を買って帰りました。確か、そろそろ両方ともになくなりそうだったはず。油はコレステロールが
ゼロのヘルシーライト。もう30歳超えたからね、油も選びます。

                 
                    <小魚釣りには欠かせないアイテムですな>

 ということで、1人前の夕食を作るために腕をふるいますかね。とりあえずはどれだけ釣ったかをチェック!

  
     <これが釣果ですな、ちょっと少ない?!>               <メゴチは背の順に並べてみました>

クーラーボックスから取り出してみると、ちょうど一人分の料理ができそうな釣果。どれも美味しそうですな。まずは捌くのがちょっと大変な
メゴチから始めますか。しかし、真鶴のメゴチは本牧のメゴチよりずっと大きいですね。これは通常のサイズなんだろうけどね、ちょっと感
激だな 。しかし、相変わらず向きにきくいぞ、メゴチの皮。美味しいんだけどね、この瞬間だけイヤですね。次はイシダイとメジナかな。
今回はメジナが良いサイズだったので、テイクアウトしてきました。

  
            <メジナとシマダイ>                       <まな板の上のシマダイ>

 メジナは刺身で食べたことがなかったんだけど、以前持ち帰ったときに、揚げても臭かったので、刺身は回避して、塩焼きでいただくこ
とに。一方のイシダイはちゃんと刺身でいただきます。歯ごたえがあって美味しいはず。両方の魚とも捌きやすくて良いね。今回も100円
ショップで購入した鱗取りがとても活躍しています。 シマダイは捌いて一端冷蔵庫に、メジナはグリルの中で中火でゆっくり、しっかり焼き
ます。さあ、天ぷらと味噌汁の準備だ!

  
                 <じゅー、じゅー>                        <シマダイのアラ汁です>

 捌いたメゴチとハゼを油の中に投入。いつも天ぷらを作ってて思うけど、天ぷら粉があがるときの臭いって良いよねえ。いやー、唐揚げ
より断然天ぷらですねぇ。一方でシマダイはアラが沢山出るので、これをダシにして味噌汁を作ります。結構アクが強いですね。丁寧に
取り除いていきます。そいうこうしていると、グリルの方ではメジナが良い感じに焼けあがってきました。あとちょっと!!  

  
          <夕食です!ちょっと食べちゃった>                    <シマダイの刺身、美味い♪>

ということで、今日の釣りはおしまい。やっぱり釣りから帰ってきて、食べられる魚がないのは寂しいですね。今日も美味しい海のさちに
ありつけたことに感謝。真鶴の神様ありがとう〜!